西日本の災害、大変なことになっていますね。
被害にあわれた方には、心からお見舞い申し上げます。

さて、洪水により水に浸かってしまった自動車は、どのような保険が適用になるのでしょうか?

お馴染みの自動車保険は、「相手に対する補償」「自分への補償」から成り立つ保険です。

自動車保険
※損保ジャパン日本興亜、Theくるまの保険より抜粋

自分への補償は2つに分けることができ、「自分や同乗者の身体に対する補償(ケガなど)」と、「自分の自動車に対する補償」となっています。

自分の自動車に対する補償 = 車両保険ですが、保険料が高いので付けてない方も多いかもしれません。
約4割程度の方が、車両保険を付けているという統計データがあります(データによってバラつきあり)。

車両保険は、「一般条件」「車対車+A」※と2種類あります。
詳細は省きますが、一般条件の方が補償の範囲が広い(自損事故など)となっています。

※保険会社によって名前が異なります。

さて、洪水による被害は、「車対車+A」でも対象となります。

車両保険
※こちらも損保ジャパン日本興亜、Theくるまの保険より抜粋

ご存じのように自動車保険は使うと、次回更新の保険料が上がります。
昨今の商品改定により、保険料が益々上がるという印象をお持ちの方が多いようです。

保険会社にもよりますが、原因が洪水で、車両保険だけ使った場合は、「1等級ダウン事故」となります。

例)
現在15等級 ―>    無事故   -> 更新後16等級(事故なし)
現在15等級 ―> 1等級ダウン事故 -> 更新後14等級(事故有)
※等級は数が大きい方が、割引が大きくなります。

同じ等級でも、()内の事故有orなし、つまり増えてきた等級なのか、減った等級なのかで保険料は大きく異なります。

まだまだ大雨が続きそうです。もし大切なお車が水に浸かってしまった場合は担当者にご確認下さい。

ちなみに、車内に浸水した場合は、ほぼ保険的には全損扱い=車両保険金額を満額でお支払することが多いようです。

この記事を書いた人

森田 耕司(株) 森田保険事務所 / シニアコンサルタント
新潟県上越市生まれの40歳。
青山学院大学理工学部卒業後、米国外資系の情報通信会社にてエンジニアとして9年間在籍した理系脳を生かして、大切なことを分かりやすくお伝えすることに日々邁進中。

<保有資格>
 ・2019年度 MDRT成績資格会員
 ・日本FP協会 2級ファイナンシャルプランナー
 ・住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー
 ・日本損害代理業協会認定 損害保険トータルプランナー
 ・生命保険協会 トータル・ライフ・コンサルタント